建物を建てる時には地元の自治体に建築確認申請書（図面を添付して）というものを出さなくてはいけません。名前は確認ですか実際は役所の許可をとるというニュアンスです。（役所用語で定義が定められていますのでアバウトにうけとめてください）この申請に通ると建築確認済証というものがもらえます。そこで工事開始ができるわけです。建築確認申請書を出すときには、役所の分（正本）と自分の分（副本）を両方出します。（建物の規模や種類によっては消防にも出します）建築確認申請にパスすると建築確認済証をもらうことになります。 さて建築工事がスタートして竣工したら、こんどは工事完了届というものを出します。そうすると役所の職員が現場に検査に来ます。これにパスすると建築工事検査済証がもらえます。この時点で建て主は建築・設計業者を通して建築確認済証（副本・図面付き）と建築工事検査済証を持つことになります。 一連の手続きはほとんど建築・設計・施工の会社が行います。 参考として、住宅ローンを組む場合、前段の建築確認申請書のコピーを求められることがあります。