灘高校の入試はとても難しいです。 例えば英語の入試なんかを見ると、確実にセンターよりも難しいものです。 英語は基本的に「範囲」と区分されるものがありませんから。仮定法や受動態といった区別はあっても、単語の難しさに範囲はありません。つまりどんなに難しい単語でもそれが「範囲」だといえば範囲となります。 逆に数学は一応中学の範囲内と決まってます。 高校範囲の問題を高校入試に出してはいけませんから。 ただここで言う高校の「範囲」というのは、単に区分としての「範囲」です。 つまり高校の範囲である積分はどんなに簡単な問題でも出てきません。あったとしてもそれはおそらく導入つきの問題でしょう。 ただ中学校で習う因数分解は中学校の「範囲」なのですから応用問題と称していくらでも難しいのが出題されるでしょう。 だから結局は中学校の勉強だけでは無理なのは事実です。やはり参考書を買ってどんどんと数をこなし、難しい問題を解いていくのが一番いい方法だと思います。 英語なら、中学校の範囲を最低でも中１の終わりか中二の中ごろまでには終わらせる必要があります。 そして復習もかねて高校英文法を勉強するのが良いかと。 参考書としては「FOREST」、問題集は単純に過去問をするのも良いかもしれません。 数学も同様にして(かなり)早めに中学範囲を終わらせる必要があります。 実際、灘中生は中一で中学の全範囲を終わらせます。二学期に因数分解とかしてます。 これに負けないくらいの(実際は負けても大丈夫ですが←中学で数Ⅰ・Aはとっくに終わらせるほどのスピードなので)速さと分量が必要です。 参考書ははっきり言ってどれも似たり寄ったりでしょうから、全部解きましょう。それくらいのスピードで。