日焼け止めは肌を守るものなのに、日焼け止めで肌荒れになってしまっては元も子もありませんよね。しかし、最近ではSPF値のかなり高い、紫外線防止効果の高い日焼け止めクリームが多く発売されていて、クリームの中に含まれる紫外線吸収剤の量も増えてきています。
この紫外線吸収剤は、皮膚にとって刺激性があるため、大量にクリームを塗ったり、長時間にわたって日焼け止めクリームを利用したり、クリームを洗い流すときに、洗浄やすすぎが十分ではないといったことによって、肌荒れトラブルの原因になってしまうことも多いようです。さらに、日焼け止めで肌荒れが起こるというトラブル以上に問題になっているのが、クリームに含まれる紫外線吸収剤の甲状腺ホルモンへの影響です。
日焼け止めクリームの副作用については、2001年にスイスの研究チームがその発表を行っています。日焼け止めクリームに含まれる一部の物質がエストロゲンのように振舞うことで子宮の成長を加速することがある、というラットによる実験結果の発表です。
それに引きつづき、さまざまな国で日焼け止めクリームの効能と副作用についての研究がすすむにつれ、甲状腺機能不全を引き起こす可能性が指摘され始めたのです。甲状腺機能低下による症状の例としては、疲れやすさ、倦怠感、冷え性の悪化、便秘、うつ症状などの精神的な疾患と共に、肌荒れ、毛髪がぱさつく、といった皮膚のトラブルなどが指摘されます。
もちろん、クリームを塗ったため肌荒れがおきたから、すぐに甲状腺機能が犯されているということではありませんが、一年中、出かけるときにはクリームを塗っているといった人もいるようですので、その場合は副作用も気をつける必要があるでしょう。
・・・・という様なことを書いてあるページを見つけました。
キチンと落とすということ。まずはこれが肝心です。
SPF50の日焼け止め、しかもウォータープルーフタイプともなりますと、普通のクレンジングでは落とせません。
専用のクレンジングを使用し、しっかりと落とすことが大事です。
ファンデーションなんかよりもずっと強力に、肌に密着しているのですから、皮膚呼吸の妨げにもなっていることは疑いようのないことですね。
それと、日常紫外線のレベルでいえば、ここまで強力な日焼け止めは必要ありません。
強力な日焼け止めは、紫外線の強い時期に海やプールに行くときくらいにしか必要ないですね。
普段はSPF20~30程度のものを使ったほうがいいと思います。
このくらいのSPF値であれば、「紫外線吸収剤不使用」のものもあります。
ウォータープルーフでもない、低刺激の日焼け止めなどであれば、普通のクレンジング+洗顔できれいに落とせますよ。