裏技（あまり、頼らないほうがいいです）は、 VHFテレビアンテナの流用です。 （テレビがUHFだけの地域では、使えない方法） テレビのアンテナ線から分配して、FMチューナーやラジオに 接続する方法です。 しかし、2011年に地上波アナログテレビ放送が終了するので、 VHFテレビアンテナは、あと５年しか使用されません。 地上波デジタル放送では、UHFのアンテナに変わるので、 流用できなくなります。 表技を、ちゃんと覚えましょう。 テレビと同じ考え方でいいので、 ちゃんと屋根にFMアンテナを設置するほうがいいです。 送信所に近くて、部屋の窓が送信所の方向に向いていれば、 （あるいは、送信所に近い地域の、屋外）、 ラジオ本体だけでも、ある程度の受信は容易なはずです。 送信所に窓が向いた部屋なら、アナログテレビ用の室内アンテナを 使う方法もあります。(FM/VHF/UHFが兼用ですから) ブースター付きの室内アンテナも売られています。 裏技が無いという意味は、自分の家などの場所に来ている電波自体が 弱いなら、ノイズが入るのも仕方ないということです。 今は、無理してラジオで聴く以外に、他のメディアもありますから、 そうするのも楽です。(お金はかかる) 有料のCS放送の sound planet や モバHO! などで、 一部のFM局は全国で受信できます。 わりと簡単な方法は、ラジオに付いているアンテナは本来の長さよりも 短いので、他のエナメル線などで延長して長さを変えたり、 １本だけの伸縮式ロッドアンテナのラジオの場合は、 反対側に、同じような長さの延長した電線を延ばす方法です。 （ミニコンポ等で添付される、Ｔ字の室内アンテナも、電気店で買えます） 室内で受信できる部屋で、使える方法です。 たぶん質問文の場合は、受信自体がしにくい部屋でのことなので、 アンテナを屋根に建てるか、かなり工夫が必要と思います。 裏技でちょっとでやれるかは、わからないわけです。 →コミュニティFM局が受信改善を解説している例 http://radiocafe.jp/manual/