まず、類塾から灘高校へ合格するのは難しいです。 類塾は公立高校入試向けのテキスト、授業が組まれています。 本気で灘を目指すなら、関西志学館か馬渕教室です。 関西志学館と馬渕教室では全く指導が違います。 関西志学館は「中学校生活を無視してでも合格する」というスタンスです。 学校行事、定期テストや提出物等は灘に合格するためなら大切にしなくてよい、という指導です。 入試が近くなると、塾を優先にし、学校は欠席、早退するように言われます。 入塾時の成績ではなく、入塾してからどれだけ頑張れるかで、灘の合格が決まると考えられているので、ハードなスケジュールや授業内容が組まれています。 一方、馬渕教室は、文理科受験も考慮しての指導なので、学校の調査書の評定に係る定期テストや提出物を大切にするように言われます。 馬渕教室の超ハイレベルな生徒しか入れない創駿会では、灘対策の授業が行われます。 今の類塾の公開テストでの偏差値や順位から、正直に申し上げて、馬渕教室の創駿会の入塾テストには合格できないと思います。 創駿会はとてもハイレベルな生徒で構成された特別クラスです。 そのクラスでしか灘対策は受けられません。 質問１，２に関しては、上記２塾に入塾し、出される課題をすることで解決します。 質問３は、質問者様の学力レベルが、灘高校合格までどのくらいなのかによります。関西志学館では、クラブ活動は無用と言われますが、馬渕では本人に任せられていて、今年、馬渕教室から灘に合格した大半の生徒は中３の引退まで部活をしていました。 質問４ですが、文理科と灘の入試問題レベルは比較になりません。 文理科が余裕でも、灘対策にはなりません。 質問５。 残念ながら、灘が不合格の場合、どうしますか。星光の１、５次を受験しますか（１、５次は入試に社会がありません）。灘と星光１，５次以外の高校は入試に社会もありますよ。 文理科受験でも、調査書の評定で社会もありますし、社会を勉強しないのはどうかと思います。 関西志学館では、志望校を灘と決めた時点で、社会の授業はありませんが、馬渕の創駿会は社会の授業があります。 質問６。 灘と大阪星光、文理学科はレベルが違います。 文理科の併願校として、東大寺や星光は考えられますが、灘は併願校に値しません。灘に合格できるレベルなら、星光にも文理科にも合格できます。その逆は当てはまりません。 質問７。 良問に数多く当たることです。 その中で、自ずと、文法、漢字、読解力も着いていきます。 ただ、やみくもにこなしては時間の無駄です。 良い指導者の良い授業が必要です。灘に合格したいなら、やはり、塾を的確に選ぶのが先決だと思います。 灘に合格するレベルは、英検２級から準１級です。準２級ではもう少し力が必要ですね。