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芸術家=裸体

補足

私は女なので男性が怒るような事でもバンバン発言しちゃってください。今更補足しても遅いかな・・・

美術、芸術43,066閲覧xmlns="http://www.w3.org/2000/svg">25

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ThanksImg質問者からのお礼コメント

私がこの質問をしたのは前に美術館に行った時、百人もの女性の裸体が表現された作品を見たからです。何故そこまでするのだろうという純粋な疑問からこの質問をしたんです。結果、様々な考え方を知りました。悩みましたが何度も回答を追加してくれた貴方を選びます。みなさんの回答がたくさんの人の目に触れることを願ってやみません。偏見や常識に関係ない自由な作品がどんどん出てきたら素敵ですね。ありがとうございました。

お礼日時:2007/3/8 19:08

その他の回答(7件)

描きたいものを描く!理屈なんて関係なーし!

当方女性で、フォトグラファー出身の絵描きです。たまに女性の裸体を撮ります。 女性の裸体を撮った写真には二種類あるように思われます。 男性のスケベ心で裸体を窃視するかのように乱暴に撮られたものと、 女性のために何らかの参考にするものとして詳細な造形描写をしたものです。 前者はエロ雑誌の写真、後者は女性下着のカタログなどのようなものです。 ふつう女性の裸体は男性の欲望の対象とされています。 その欲望は、私は性欲だけではなく、所有欲、名誉欲、 興味がないのであまり思いつかないけれど、あらゆる男性の欲望が混合されているものだと感じます。 男性芸術家は女性の裸体を媒体として、自分の中に抱える何らかの欲望を表現しているのではないかなー 女性の裸体は主題を表現するための題材にすぎないのではないかなー とか、作品によって異なりますが大雑把にそんなふうに思います。 一方で女性としても自分の裸体に経済的価値があることは自覚していますので、 いろいろな脅威に屈しない裸体像が必要とされているような気もします。 こうした状況を軽率だとか腹立つとか指摘するのは簡単ですが、 すると男性の逆鱗に触れ、激しく怒らせることなりがちなので、いつも曖昧にしておいています。 わかりにくくてごめんなさいね。 男性の裸体で表現しないのにはヘテロセクシャルに基づく倫理観もあると思います。 ホモセクシャルでもないのにわざわざリスクの高い表現をしたくない、というのが芸術家の本音だと思います。 三島由紀夫は自分の裸体を写真に残していますね。今でもゲイのバイブルみたいです。 ロバート・メイプルソープというゲイの写真家は化粧したセルフ・ポートレイトなど撮っています。 それは女性にとってきれいだし、セクシーです。ゲイじゃない男性も魅力を感じるようです。 女性が撮った男性の裸像にはアラーキーの弟子の野村佐紀子さんがいます。 私的には単なる性欲の表現なので魅力を感じません。 えっとそういうわけで、男性の裸体にはもちろん魅力を感じるけれど、 様々な言いづらい理由によって表現しないのが適切だとされているから、芸術家は表現しないというのが結論です。 で、そういう理不尽な状況を、まさに男性のヌードによって批判したのが、 木村伊兵衛賞を先日受賞された鷹野隆大さんです。 あなたは、魅力を、感じますか? http://www.gaden.jp/zeit-foto/artist/ryudai_takano.htm

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2007/3/4 13:14

アカデミックな作品に、裸体表現はテーマとしてふさわしくないとして、ありませんでした。ギリシャ神話や、歴史画などにおいて、特定の誰かを裸で描くことはできました。そのために、羽やら狩の道具などモチーフを画中に置いたり、あからさまに分かるような暗示が必要だったのです。いわゆる風俗画での裸体表現は、美術史のなかでながらく禁止されていたのです。やっちゃいけないことでも、工夫・理由をつけてなんとか絵に押し込めるほど、描きたかったことが伝わります。好きではないとできませんねぇ。 なぜ執着するのかは、分かりませんが。。私は、母性への憧れだと思います。また、堕落や、デカダンスとして虚無的、退廃的、病的な唯美性をあらわすのに適していたからとも考えられます。あきらかに売春婦を描いていたりしますから。

男性からして女性の裸体は非常に興味をそそるものだということは紛れもない事実だと思います。そして、これまでのほとんどの文化は男性社会だったわけですから、そういうものが多くなるのは自然なのかもしれないですね。 確かに裸体=美という固定観念のようなものも存在するかとは思われます。

そんなことないでござるよ。あのルネサンスの巨匠ミケランジェロは男性の裸体を好んで描いた(そして彫った)もっとも有名な例でござろう。思い返してみるとミケランジェロの彫像にはほとんど女性がないでござる。(ピエタがあるけどね。) システィーナ礼拝堂の絵を見てみると女性も実に男性的に描かれているでござるよ。これはミケランジェロがゲイだったこと、そして当時のキリスト教会が女性の裸体を不浄なものと考えていたためでござる。(描いてたヤツもいるけどね。代表的なものはレオナルド・ダ・ヴィンチ作?のレダ。ジョットのアダムとイブなど。) 女性の裸体が表現され始めたのはつい最近のことでマネの草上の昼食やオランピアがそのいい例でござろう。印象派絵画の傑作といわれるオランピアでさえ当時は女性の裸体画など汚らわしいと酷評されたものでござる。 それに男性の裸体はギリシア、ローマの彫刻に数多く見られるでござるよ。先ほどのミケランジェロのダビデをはじめイタリアに行くと数限りなく見ることが出来るでござる。ですので芸術家が女性の裸体画に興味を持つのはキリスト教があまり快く思ってなかったことが大きく関係しているのでござるよ。忍忍!!