＞＞＞録音は有効な証拠となり得ます。 本来契約とは、相互の意思表示を経て合意の上約束を取決めるもので、口頭でも有効とされます。これを「諾成契約」といいますが、後で言った言わないのトラブルを避ける為の手段として契約書等を作成します。 その他、後日、事実を証明する手段としては「追認」になりますが、相手が約束を反故にしたいと思っているのであれば、これも難しいと思います。 先に示された判例では、 ））その証拠が、①「著しく反社会的な手段を用いて人の精神的肉体的自由を拘束する等の人格権侵害を伴う方法によつて採集されたものであるときは、それ自体違法の評価を受け、その証拠能力を否定されてもやむを得ないものというべきである。」そして②「話者の同意なくしてなされた録音テープは、通常話者の一般的人格権の侵害となり得ることは明らかであるから、その証拠能力の適否の判定に当っては、その録音の手段方法が著しく反社会的と認められるか否かを基準とすべきものと解するのが相当であり、」これを本件についてみるに、右録音は、酒席におけるＣらの発言供述を、単に同人ら不知の間に録取したものであるにとどまり、いまだ同人らの人格権を著しく反社会的な手段方法で侵害したものということはできないから、右録音テープは、証拠能力を有するものと認めるべきである。（（ 「」①②を、もう一度よく確認して下さい。 録音そのものを無効としている訳ではありません。その手段及び環境に問題があると指摘しているものです。上から「単に同人ら不知の間に録取したものである。」これを”秘密録音”と言い有効とされています。 すいません、質問と関係のない部分が長くなりました。 倫理道徳上の問題も熟慮して安易な回答は控えますが、経験を重ねて騙されないように人を見る慧眼を養って行くように心がけましょう、悪意は連鎖するのが必然です。 いつか良い事も必ずありますよ、それまでに自分を磨く事の方が大事だと思います。＜＜＜