結論から言うと存在します。
この質問についての回答は二つの観点から考えてみると良いでしょう。
1つは男の女の性別上の違い、という見方。
もう1つはセックスより気持ちのいいものがこの世にあるか、という見方です。
「男の女の性別上の違いという観点」
男性は本能的に好きだから、あまり好きではないから、という違いでセックスがいい、悪いというように感じません。好きでなくてもルックスがよければ十分楽しめる、という方も大勢います。また、一人より何度も回数を重ねるよりも複数と1度ずつ・・と言った方が男性的な満足感が高いというデータもあります(これはひどい、ひどくないといった次元ではなく本能的に備わっているレベルの問題です。)
一方、女性は好意を持っている男性とのセックスの方が満足感がある(好きな気持ちと満足感に比例関係がある)といえます。
「1つはセックスより気持ちのいいものがこの世にあるかという観点」
まず、動物的な気持ちよさ、という点ではセックスよりも気持ちいいものはすくない、と考えてよいでしょう。本質的にみれば、食事をする、排せつする、といった生物の原初的欲求を満たすものの方が”気持ちいい”はずですが、あまりに原初的すぎる欲求のため、それを満たしても気持ちいいとは感じず、逆に満たされなかったときに不快感を感じるようになっています。
しかし、人間の気持ちよさ(快感)というのは動物的な気持ちよさだけに限りません。他の動物にはない、「所属」「承認」「自己実現」といった欲求があり、それが高度に満たされてるとなんともいえない快感に襲われます。
気持ちよさ、をどう定義するかによりますが、あくまで人間であるならば、「好きな人とのセックスより気持ちいいこと」は多分にあると思います。