バイキングって「皆様連れ」のお客様ばかりがワイワイ来ているので、多少奇異に見えるかも知れません。 しかし、普通の店であれば、女性が一人でいくらバンバン食べていても誰も気にとめたりはしないものですよ。 一人回転寿司でも、一人焼肉でも、一人中華でも。 みんな自分たちのことにかまけていて、他人のことなんか気にしていないものです。チラッと目を向けて「オッ！」と思う瞬間はあったとしても、ほんの一瞬ですぐに自分たちのことに舞い戻っていきます。 例えば、あなた様がお友達などと少しおしゃれなお店にいたとして、４０代５０代のオッサンが一人でやってきて「チョコレートパフェ」を食べだしたら「変」と思ってジロジロ見たり、それを話題にしてせせら笑ったりしますか？ ふと気づいてその姿を見たら「アレッ！」と思う瞬間はあると思います。でもすぐにお友達との会話に戻っていくのではないでしょうか。 私ら男どもオジサンどもは、若い女性が一人で焼肉屋や飲み屋で盛んにやっている姿をみてもそんなものです。 かつて働いていた(もうリタイアしました)職場の女性たちは、年配の方も若い連中も、極端に忙しいこともあって「一人○○」など平気でした。平気と言うよりもそれが出来なければ喰いっぱぐれてしまうので、自然にちょっとの間を縫って一人で出かけて行って適当に飯を食ってくるという習慣が身についていたようです。彼女たちは自然の要求のために食べていますから、何の遠慮もありません。その分周囲から見ていても「一人○○」と言う違和感もなかったようです。会社の近所のお店のオヤジが「あんたんとこの若い子達は堂々としてるよネェ。パッと一人で入って来て、ビールと食べ物２・３人前注文して、パパッと食べて、パッと帰っていくんだからさ。ゆっくりしていけばって行ったら、これからまだ仕事ですからだってさ。それが次から次に五月雨式に来るんでしょ。デレデレ酔っ払ってるおっさんたちよりよっぽど凛々しいって感じだよね。ビックリだよ。」 集団でやってきてデレデレ酔っ払っている我々オジサンたちは形無しです。 そう、自然にしていれば良いんです。