<往年の男優シリーズ> バート・ランカスター。 責任感があり、頼れる存在でありながら、内面は苦悩しているそんなキャラクターを演じさせたらピカイチの人だと思います。 アカデミー主演男優賞を取った
<往年の男優シリーズ> バート・ランカスター。 責任感があり、頼れる存在でありながら、内面は苦悩しているそんなキャラクターを演じさせたらピカイチの人だと思います。 アカデミー主演男優賞を取った 「地上より永遠に」の曹長役がまさにそうでした。直属の上官の妻(デボラ・カー)が夫の浮気に苦悩しているのを見てしまい、自分が彼女と不倫してしまうと言う役でした。 私が彼の出演作を初めてみたのが、「日曜洋画劇場」で放映された「ニュルンベルク裁判」での法学者ヤニング役でした。ドイツを守らんとするためにナチスに協力してしまった己の罪を被告席で切々と語る姿は圧巻でした。 「終身犯」の鳥類学者になった囚人役、これはテレビで見ました。「OK牧場の決闘」、あの主題歌とともにアープ役の彼はかっこよかった。 60年代、ハリウッドスターであった彼は、ルキノ・ヴィスコンティの作品に出演するようになります。「山猫」の侯爵役、「家族の肖像」のナチ思想にかぶれていく若者に困惑する老教授役。 70年代も「カサンドラクロス」に出演しましたね。 ハリウッドを代表する名優の一人、バート・ランカスター。 彼の出演作でお好きなものは何ですか。
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