“辺”や“頂点”の数え方は確かに難しいですね。（あと、話題にはなっていませんが“面”も） 僕が先生なら、テスト前の授業のときに生徒たちにきっとこう言いますね。 「ところで辺や頂点ってどうやって数えたらいいんだろう？ 辺はまぁ細長いから『本』にしようか。１本・２本。だから立方体の場合は『１２本』だ。 頂点はどうしよう。まぁ『個』にしとこうか。１個・２個。だから立方体の場合は『８個』だ。 だからテストのときはちゃんとそうやって書くんだぞ！ え？教科書には頂点は『８つ』って書いてあるって!? 本当だ！よく気付いたね！『８つ』と答えても正解だ！先生も気付かなかったよ！ でも、『つ』っていうのは使っていいのは９までで、10以上は使ったら変だから気をつけてね！ だから『辺は12つ』なんて書いたら×にするからな！！ 『立方体の辺の数はいくつ？』と聞かれたら、ちゃんと『１２本』と答えるんだぞ！」 専門的に見た“辺や頂点の正しい数え方”なんてどうでもいいと思います。小学校３年生なんだし。 細長いものは『本』、クリクリッとしたものは『個』でいいんじゃないですかね。（ちなみに“面”は・・・『枚』かな？） 大切なのは、【先生と生徒の間で話し合った結果の“ルール”を作り出し、それを尊重すること】だと思います。 だから、もし担任の先生が、 「教科書には“辺は12、頂点は８つ”と書いてあるから、 辺の数を聞かれたら『１２』、頂点の数を聞かれたら『８つ』と答えるんだよ」 と授業の中で言っていれば、先生の“採点”は間違ってはいないと思います。（考え方には違和感がありますが…） 娘さんには、 「日本語って難しいね。お母(父)さんだったら“８個”って書いちゃうかな？きっとお母さんも△か×になっちゃうね。」 と声を掛けてみたらいかがでしょうか。（もう遅いかな？） 先生に直接言いに行ってもあまり意味が無いと思います。気持ちはすごくわかりますが。