ディスカバリーチャンネルだったかナショナルジオグラフィックチャンネルだったかで、「もしも実験隊」か「都市伝説を検証する」のような番組で検証していました。どこでやってたかを忘れちゃいました。
武道の達人に出来るだけ早く指を握ってもらい高速度カメラで撮影して、手を閉じる時間を計測します。
次に機械仕掛けの手の模型を作成し固定します。
弓の方も台に固定し、発射ボタンで弓を放てるようにし、機械仕掛けの手と適正時間差で連動するようにセットして実験開始です。
少しうろ覚えですが、普通に弓を射ると矢は時速200キロメートルほどで飛ぶそうです。
矢が手に接する瞬間に指を閉じるようにいくら頑張ってセットしても、指を閉じるよりも早く矢はすり抜けてしまいます。
結論として、「そのような伝説は嘘」と言っていました。
そこから先はただの好奇心で実験を続け、機械仕掛けの手の閉じる速度を人間の5倍まで上げてやっと矢を掴めるようになっていました。
最初の方を少し見損なったのですが、わざと矢の速度を落として時速100キロメートルくらいにすれば手で掴めるようなことを言っていた気がします。
遠距離から放物線を描いて飛んで来る矢はかなり速度が遅くなっていそうな気もします。いったいどれくらいなのか分かりませんが、或いは掴めるかも?
追記
riewsevgoさん、書き込みありがとうございます。指を閉じる動作に0.0何秒であったのか0.00何秒であったのか詳しい数字を忘れました。彼らは何度も時間調整をして実験をしていましたが、ご指摘のように「予測して手を閉じつつある」形を再現するためには、指が3分の2くらい閉じたところから始めれば良いように思います。しかしながら、好奇心で続けた実験時に人間の動作時間より3倍早く動作させてもすり抜けたということは、同じ結果を予想させるような気も致します。
矢のスピード次第という気も致します。
刀で矢を払い除けるのはよく聞くお話で、これはいかにも可能なように感じます。実際にどこかのサイトで衝撃映像として見た記憶があります。そのときは武道家の親子が7~8メートルくらいから射ていましたが、私の目から見ると矢の速さを加減している、身体の中心から外して(身体には当たらないことと、刀で払い易くなる)射ているように見受けられました。
遠距離(30~40メートル)くらいであれば出来そうに感じますが、身体を避けることが可能であるのに矢を叩き落とす必要があるのか疑問が残ります。
いま30分くらい動画を探してましたが見つけられませんでした。残念。