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2010/9/2 13:32

33回答

日本ではなんで有害物質であるマーガリンが正々堂々と売られている のでしょうか。 マーガリンは欧米ではとっくに販売禁止物質になっています。

料理、食材29,203閲覧

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2010/9/2 14:22(編集あり)

なんでか、というと簡単にいえば理由は二つでしょう。 1.メーカー側からの働きかけ 外国でも当たり前にあることですが、禁止なんぞされてはたまったものではないので、メーカーは政府や官庁に禁止しないように働きかけます。日本だけでなく世界中の企業がごく普通にやっていることです。 で、日本で禁止にまでいたらない理由の1つは「消費量の差」ですね。これがメーカーや禁止に反対する人たちにとっての根拠の一つでもあります。 ※ トランス脂肪酸の一人あたりの摂取量 1日あたり摂取量( g ) 摂取エネルギーに占める割合(%) 日本(平均) 1.56 0.7 米国(成人平均) 5.8 2.6 EU(男性平均) 1.2~6.7 0.5~2.1 (女性平均) 1.7~4.1 0.8~1.9 EUは国によってばらつきがおおいですが、とりあえずWHO勧告値が1%ですから日本はそれ以下。アメリカやEUの中で消費の多い国は2倍以上。というわけで日本では禁止するほどでもない、という判断に傾いたんでしょう。個人差は当然ありますが、それはあくまで個人の話、ということです。あとマーガリンだけではなくてレトルトカレーとか、大量生産の食パンにもトランス脂肪酸は多いので、マーガリンだけを突出して禁止にもできない、という事情もあります。 科学的に言えば、レトルトカレーや市販のフライドポテト、ドーナツなどを殆ど食べない人が、朝食に普通の量のマーガリンを塗って食べている程度では、健康に害があることは証明できていません。「欧米諸国」とか「欧米」と書くとまるでほとんどか、って感じですが実際にはアメリカでも禁止している州は一部、EUでも実は半分以下、というあたりも日本が腰をあげない理由の一つですね。アメリカなんぞは摂取カロリーが多い上に、2.6%ですから日本と比べると絶対量は遙かに多い。 科学的な結論が出ていない件に関しては、自分と家族の健康は自分で科学的知識を勉強して判断し、自分で守るのが原則です。賛否両論、それぞれが判断すればいいのですよ。ベジタリアンやヴィーガンの人たちの言う事がすべて科学的事実というわけでもないでしょうから、幅広くいろんな文献をあたって考えればいいことです。その上で、マーガリンを一切使わない、ショートニング使用の食品も一切使わない、と決めて実行する。それをいろんなところで、冷静に、科学的に、みんなに示す。そうやっていくしかありません。現状、日本でマーガリンが禁止になる可能性はほとんどありませんよ。

国や業界、メディアを巻き込んでトランス脂肪酸の危険性についてフタをする風潮が確立されている為だと思います。 その点にのみ言及するとミスタードーナツのダスキンはあれほど大規模にCMをやって凄いなと思いました。 トランス脂肪酸の危険性やそれに近いレベルで危険視されるべき事柄はまだまだ私達で知りえないことが沢山あるだろうと思うと本当にこの先の日本が心配になりますね。