1期で食らうはずだったシエルの魂がクロードによって持ち去られたため、
セバスチャンがトランシー邸に潜入して取り返す。
シエルの魂は指輪に閉じ込められ、「ニュームーンドロップ」という紅茶に保管されていた。
その指輪をシエルの体に戻すことで目を覚ますが記憶が欠如していた。
他の面々には記憶喪失を伝えており、何事も無かったように振る舞うようセバスチャンが配慮。
その間、白いシカと自然発火事件、「蜘蛛(トランシー)」の調査。
アロイスとシエルの執事小バトル勃発。
ハンナはルカと契約し、3つ子の悪魔とともに村を焼き、ルカの魂を食った。
クロードはそれを知りつつセバスチャンが村を焼いたとアロイスに垂れ込み、
復讐の矛先がシエルとセバスチャンに向くよう仕向ける。
ところが、アロイスの執事愛に飽きれたクロードはアロイスを殺害し魂を指輪に閉じ込める。
偽の情報を流してシエルを誘い拉致し、シエルとアロイスの記憶を混同させ隙を作り
二人の魂ごと手に入れようとする。
しばらく記憶を混同されたシエルがトランシー邸で暮らすことになったが、
今までクロードに協力姿勢だったハンナが裏切り、シエルの魂を閉じ込め、アロイスの魂を引き出してしまう。
アロイスとハンナは薔薇園の迷宮を使って二人を翻弄している間、
シエルはかろうじて記憶を取り戻すものの、アロイスが勝手にハンナと契約を交わしてしまった。
その契約は、シエルの魂をセバスチャンとクロードに取り合わせること(どちらかが死ぬ)。
だが、どちらが勝ってもハンナによってシエルは悪魔にされてしまうため魂は食えない。
(アロイスがクロードを手に出来なかった無念を悪魔に味わわせるため)
セバスチャンはクロードに勝利するがそれと同時にハンナはアロイスとの契約を完了し、
その魂を食いルカと再会させ、シエルを悪魔に変える。
セバスチャンはシエルが悪魔になる前に殺そうとするが遅かった。
シエルの「殺そうとしたのか」という問いに「本当に悪魔になったのかを確かめるため」という嘘を吐く。
迷宮で「お前は永遠に僕の執事だ」という命令に「イエス」と答えてしまったため
シエルの魂が食えないにも関わらず執事として永遠に仕え続けることがセバスチャンの「呪縛」となる。
決め台詞も「あくまで悪魔の執事ですから」に変わる。
ということではないでしょうか。
タナカさんのピンバッヂのアップだったと思います。
ファントムハイヴのものですから、タナカさんはまだ旧ファントムハイヴ邸で執事を続けるという暗示ではないでしょうか?
>補足
紅茶を入れる振りをしていたのは悪魔だからです。
悪魔は飲食を必要としませんが、モーニングティーを煎れるのは執事の日課ですのでそれを再現しただけでしょうね。
記憶は完全に戻ってます。ラウへ言伝をした際、ラウ自身がそう答えていました。
指輪をしないのは復讐を果たしたため、そして悪魔になったためにファントムハイヴにいる理由が無くなったからではないでしょうか?
最後、崖から飛び降りた二人がどうなったかはわかりません。
直前にシエルが「人間も悪魔も行き着く先は同じ」、セバスチャンが「私は永遠にあなたの執事」と言っているのが気になりますが・・・もし3期があればわかるでしょうね。