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その他の回答(2件)

付け加えると・・・ リアリティ重視の上方落語では買った 饅頭の名前(実在の)を一々、あげますよね。 これがないといけません。

落語のサゲをあれこれ言葉を尽くして説明するのは、本来野暮の極みなんですが…。 江戸落語『饅頭こわい』のあらすじは、先の回答者さんのご紹介くださったとおり。 上方落語『饅頭こわい』には途中、狐に化かされるくだりや、「おやっさん」の語る怪談めいたくだりがあり、結構なボリュームです。 上方から江戸に移植された際に、はしょられて軽い噺にアレンジされたんです。 ま、それはさておき…。 「饅頭怖い」と言った若者、上方落語では佐藤光太郎(さとう みつたろう)ということが多いようです。 ここでは「光っつぁん」として回答します。 そもそもの始まりは、若い者同士で怖いものを言い合っていた。 光っつぁんは「お前の怖いもんは、何や?」と問われ、怯えた様子で「饅頭」と答え、体調不良を訴え、自分の長屋に戻ってしまう。 …実はこれが策略で、饅頭大好きな光っつぁん。大袈裟に芝居を打っておけば、皆きっと面白がって、怖がらせようとして饅頭を大量に買い込んで持ってくるだろうという算段。 策略はまんまと当たり、案の定、皆でたくさんの饅頭を光っつぁん家に投げ込んだ。まんまと饅頭をせしめた光っつぁん、ウハウハで食べていたら、それを見つかる。「お前が『饅頭怖い』言うさかい、こないして皆で饅頭買うてきたんやないかい。お前のホンマに怖いもんは何や、言うてみぃ!」と詰問され「今度は熱ーいお茶が一杯、怖い」 これが有名なサゲです。 饅頭にはお茶がつきもの。いくら好きでも、口直しに熱いお茶が欲しい。「饅頭怖い」と言うて饅頭せしめた光っつぁん、お茶も同じように「怖い」と表現して、暗に催促してる訳です。 こんなところでしょうか? 参考になりましたら。