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酸素濃度が高い空間では、酸素を使ってのATPという細胞のエネルギー源が活発に作られますので、身体能力、とくに心肺機能を必要とする運動が向上することが考えられます。 通常大気に含まれる酸素は20%なので、1、2%上がると効果が見られるでしょうね。 しかし、25%程度の酸素濃度の空間に長い時間いると「酸素酔い」という現象が起こることがあります。 これは血液に溶けた酸素濃度があまりに上がってしまうと身体がその変化についていけず、脳が混乱して恒常性を保てなることが原因です。 25%を越えるような酸素濃度ではその症状はより強くなり、100%濃度だと一呼吸で意識を失うくらいだそうです。 酸素は人間にとって欠かせない必要なものですが、同時に毒にもなりうるというわけですね。
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