熟練者同士のゲームでは普通占い師が初日にカミングアウトします 参加者は占いの結果を軸に議論をすすめ、偽占い師を炙り出して殺そうとします 霊能者や狩人がいるゲームでは更に客観的な情報がふえ、推理の幅がひろがります ……といっても初心者が平気で嘘をつき通すのは結構難しいものです なので慣れないうちは死んだ人の陣営、または役職を公開するルールにして客観的な情報を増やしたほうがいいですよ 他に ・吊り投票は互選ではなく誰か一人（一日ごとに順繰りで交替）が処刑したい人を指名し、賛成か反対かで採決をとる。過半数が賛成した場合だけ処刑。処刑が行われなくても夜になる ・吊る人を決める決選投票の前に予備投票を行う ・HPを2にする などのルールがお勧めです で、初心者はどんな話をすればいいのか、というと 異能者がカミングアウトしない限り、基本的に吊り候補の判断条件は「過去誰に投票したか」です ・狼を初日から吊ろうとしてた人は村人っぽい ・誰彼構わず殺そうとしてる奴は狼っぽい などを根拠に怪しい奴を探してください さらに 狼と仮定した場合メリットがないことをしている人（村人）や 狼でなければ知らないはずのことを知っている人（狼） を会話から類推することができるようになってくれば俄然楽しくなってきます 例を挙げればこんな感じですかね 村人6人、人狼2人、占い師1人でゲームをしています。現在村の人口は5人で、過去占い師をカミングアウトした人はいません。今Aが吊られそうになっているところです。そこでBが占い師をカミングアウトし、Aを弁護しました。その甲斐あって代わりにCが吊られ、その結果ゲームは終了しませんでした。もし、Bが人狼だった場合、Aを弁護するメリットがないため、Bが本物の占い師である確率が極めて高くなります（現在の人口が4人なので狼は1人、AとBが両方人狼であることはない）。まあ、そこから先はDさんEさんの説得力次第ですが。 『絶対的人狼』という一人用の人狼ゲームがあるのでこれで論理的な推論の定石を勉強してみるのもいいかもしれませんね http://www.vector.co.jp/soft/winnt/game/se485692.html 結局のところ人狼って基本会話重視のゲームですから合わない人はとことん合いませんね。会話が苦手な方々には『レジスタンス』をお勧めします http://www.tgiw.info/2011/02/the_resistance.html