回線解約後の携帯電話は、解約済みのUSIMカードがあれば、ある程度の機能は使えます。
(auの場合は、au ICカードが無いと起動もできませんけど。)
基本的にUSIMカードは携帯電話事業者に所有権があるので、解約済みのUSIMカードが回収されるかどうかは解約時の事業者手続きによる異なります。
ワンセグの利用には制限があります。(無いモデルも2009年秋より存在します。)
ワンセグ機能の動作には、携帯電話の在圏情報が用いられています。
在圏情報とは、携帯電話がどの基地局配下に存在するかという情報の事です。
基地局が配下の携帯電話を特定することで、通信ができるようになっています。
最後の在圏情報から概ね1ヶ月は、ワンセグ機能が使用できるようになっているので、解約してから概ね1ヶ月を経過するとワンセグ機能は使えなくなります。(2009年夏以前のほとんどの携帯電話が上記の通りとなっています。)
ワンセグ録画番組は、ワンセグ機能を起動してから再生させる仕様になっていることが多いので、そのような場合はワンセグ機能が動作しないと録画番組を再生することができません。
一度、回線が有効なUSIMカードを入れて、音声発信、回線調整、メールサーバーのアクセス、SMS受信等を行うことで在圏情報が確立します。その後1ヶ月程度は解約後のUSIMカードに差し換えてもワンセグ機能を使うことができるようになります。
カメラなどの機能は回線契約に依存しないので、解約後でも利用することができます。
ちなみに、電子レンジは2.5GHz帯の電波を遮断することはできます。(水の共振周波数が2.5GHzなのでマイクロトロンの放射電波がこの周波数です。)
携帯電話の電波は、SoftBank,docomoが2GHz帯を使用していますから、かなりの遮断効果はあります。
auやdocomoのエリアプラスは800MHz帯を使用しているので、電子レンジ筐体での電波遮蔽効果はあまり期待できません。
おそらく、携帯電話の電波を遮断することで在圏情報を遮断するのが目的でしょうけど、携帯電話の電池を抜いても同じ事です。
(kamen_rider_weatherさんへ)