併せ・合わせ、どちらも使います。
以前は「合わせ」が主流でしたが「併せ」という漢字表記も増えてきました。どちらにするか決めかねて「あわせ」と言う人も。
合が一致するという意味で、併は一緒という意味があります。意味的に後者の方がふさわしいと思う人が増えてきたのだと思います。という表記の薀蓄は置いておいて。
「条件を縛って複数人でコスすること」です。人数は関係なく、ふたりでも数十人でも併せです。
条件内で、関連のあるキャラ(写真の撮りやすさ的に)を集めるのが好まれます。
写真を撮るのが一番の目的です。
写真のクオリティを追及したり撮影メインで過ごすのを撮影派、ある程度のクオリティ以上は求めなかったり会話する時間も重視するのを交流派といって区別しています。
「ジャンル名+併せ」ならその作品内でキャラを集めること。
単に併せという時はこの作品縛りを指すことが多いです。
被りなし(1キャラ1人だけ)の併せが主流ですが、撮影ではなく交流重視の併せだと被りあり(1キャラを複数人がする)のものもあります。
「テーマ+併せ」もよく言います。
同じ作品の中でも、更に条件を縛るものです。
テニプリのように学校が多数出てくるような作品だと、「青学併せ」「氷帝併せ」等。
ボカロだと「通常(パケ絵)併せ」や「派生(曲名)+併せ」という区切りをよく見ますね。
「衣装名(浴衣・制服・スーツ・私服等)+併せ」であれば集めたキャラが全員指定の服になります。
これも同じ作品の中でも、更に条件を縛るものです。
学園物であれば「制服併せ」や「私服併せ」が定番。
原作にはない衣装で募集している人もちらほら見かけます。
そういった衣装は嫌う人もいるので、捏造・パロディはイベントではなく撮影会といった閉鎖的な空間向きです。
「キャラ名+併せ」なんてものもあります。
条件自体がキャラ縛りなので、この場合の被りなしは「キャラ被りなし」と言う意味ではなくて「衣装被りなし」という意味です。
珍しいですが、衣装の多いキャラや、キャラの誕生日記念等で企画されることがあります。
独りのキャラが同時に存在するのはおかしいことなので、こういう合わせは撮影派ではなく交流派で、そのキャラのファンで集まるということ自体に重きを置くタイプが多いように思います。