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金、銀食器 毒への反応、エピソード等の質問です。 昔、 王、皇帝、貴族、権力者等は、銀食器がヒ素系の毒に反応し色が変わるため、

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ThanksImg質問者からのお礼コメント

ありがとうございました。とても興味深く、何度も楽しく回答を読み返しました。今日も台所でアルミホイルを使った私は、ナポレオンの目には大富豪ですね??? 他の回答者の方の答もとても興味深く勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2013/3/2 18:48

その他の回答(2件)

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2013/2/25 10:38

銀が食器に使われていた理由は砒素だけではありません 金銀銅は細菌を殺す性質があるのです 菌は消化器官を持っていません しかし生命として活動するには熱を発生させなくてはいけません 菌はその細胞核に硫黄をもっているのです この硫黄は有機物に接触すると 化学反応で熱を発生させる性質があります 菌はその熱で活動しているのです しかし、金・銀・銅は この硫黄と非常に結合しやすい特性をもっており 結合すると安定物質になってしまい 有機物と接触しても化学反応を起こさなくなります それで熱を出せなくなり菌は冷えて死んでしまうのです 昔は冷蔵庫などがなく、食べ物が腐りやすかったのです 金・銀・銅の食器にいれておいた食べ物はなかなか腐らなかったため これらは食べ物を腐敗させる悪魔を遠ざける不思議な金属 となったのです ローマでは銅の器が良く使われました しかし銅は銅毒を出し人体に有害なので 使われなくなりました 金は柔らかすぎ、昔は金合金も作れなかったため 食器に向いていません 中世になると金メッキの食器なら作られました 銀は堅く、食器に向いていたので 銀食器が良く使われました 特に銀はキリスト教では「聖なる金属」に指定されていますから よく使われるようになります 魔物を倒す、銀の弾丸、は この魔物を遠ざける聖なる金属、から来ています

金は安定しているので変色しません。金と毒のエピソードは聞いたことないですね。 加えて言うなら銀は体内に多量に取り入れると銀中毒になって体の色が青くなります