サマータイム制度導入は、長所しかないのでしょうか?
サマータイム制度導入は、長所しかないのでしょうか? サマータイム制度導入賛成派の方の意見等を伺いますと、単に日本中が1時間早くなるだけ 全ての人が1時間ずれるので生活に変化はない。 終業時間が早まるので余暇時間ができる。 職場での省エネ効果が見込まれ、CO2削減効果がある。 等とおっしゃっておりますが、1日が24時間である以上終業時間後に帰宅するまでの時間に変化はなく、余暇の生まれる余地はないと考えられます。 また、CO2削減効果についても疑問があります。 終業時間は1時間早まりますが、始業時間も1時間早まります。 仮に帰宅時間を1時間遅らせ余暇時間を作った場合、社会全体ではサマータイム導入以前に比べて1時間余計に活動時間が増えるわけですから省エネを逆行する形にはならないでしょうか? 更には、現在の日本は24時間365日どこかで誰かが活動(起きている)しており、どの時間で切り替えを行うかも難しいと思います。 活動時間も時刻に縛られ、いたるところに時計があります。 にもかかわらず、日本中で年に2回一斉に時間調整するための労働力を試算した方はいるのでしょうか? これは、個人単位の話ではなく人の手を借りずに自動的に時間調整する仕組みをあらゆる電気・電子機器に組み込むための経済全体での労働力を問うているのです。 同時に個人・法人を問わずサマータイム調整をした機器への買い替えのための費用資産はされているのでしょうか?
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