ベストアンサー
微妙な違いで言語も全く違ったものになるのです。 だから、きめ細かく心理をわかってほしいなら、きめ細かく表現しなければなりません。受けるほうもきめ細かく受け止める素養を常に高めなければなりません。 さあ、はじめましょう。 時制を一番簡単なやつから考えていきましょう。 I am not happy. (私は幸福ではない。):現在の私の状態 I was not happy. (私は幸福ではなかった。):過去のある時の私の状態 I have never been happy. (私は今まで一度も幸福ではなかった。):私の今までの状態 これを比較級にすると、どう変わるかしっかりみていきましょう。 I am not happier (than before). (私は以前ほど幸福ではない):昔のほうが幸福だった。 I was not happier (than now). (私は今ほどは不幸ではなかった):今のほうが幸福だ。 I have nerver been happier (than now). (私は今ほど幸福だったことは今まで一度もなかった):今が私の人生で最高に幸福です。 英語では、何と何を比較しているかが明らかな時は、比較語句は省略されることがとても多いのです。 この省略された語句を常に補って考える習慣をつけてください。 すぐ分かるようになります。慣れだけです。 彼らだって、幼稚園児でも使っていることですから絶対に大丈夫です。 日本人と英米人の考えの基礎の違いがどこにあるかを常に考えるようにしてください。 日本語でちょっと考えてみましょうか。 「私は今まで一度も幸福ではなかった」 :この文から真っ暗な人生を送っている人が想定されますね。 「私は今まで一度も今ほど幸福なことはなかった」 :この人は今が人生の最高潮であることを言っているわけであり、これまでも不幸だったとはどこにも述べていないのです。ずっとしわわせであった。さらに今はもっと幸せなのかもしれません。 あるいは、今まで不幸だったが今は幸せなのかもしれません。 そのどちらかは他の所をしっかり読んで判読するのです。そういう心掛けが必要です。 問題は言葉のちょっとした使い方で全く違うものであるということです。 いい人間関係を作るには言葉が極めて大切ですね。
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質問者からのお礼コメント
わかりやすく教えていただきまして、ありがとうございました。
お礼日時:2008/5/5 23:03