やれやれまた手数料無料＋スプレッド最小だけの理由で業者を薦めている人がいますね。 手数料無料だけで業者を選ぶことがどれほど危険なのか分かっていない人が多いのには危機感を感じます。 アフィリエイトてんこ盛りのブログアドレスを繰り返し貼り付けて小遣い稼ぎを狙っているネット乞食も相変わらず出没しているようですし。 既に出ている投稿で特に推奨されている業者については以前にコメントしましたから何故そんな業者を選ぶことが危険なのか理解する為に以下のリンクを読んで下さい。私なら絶対に取引しません。安かろう悪かろうはFX業者でも通用します。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1112919591 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1116571486 証券取引等監視委員会・金融庁もFX業者が倒産し、顧客の預かり金返還が絶望と言った事例が続出している為にFX業者の検査を進めており、つい最近の新聞報道では73社を検査して法令違反などの問題が半数以上の39社で見つかり、特に7社については行政処分が妥当という結果になったようです。行政処分妥当の7社の内で6社は業者名が公表されており、ユニバーサル・インベストメント、新日本通商、国泰キャピタル、ニッツウトレード、JNS、ヒロセ通商です。おそらくこれらは営業停止などの行政処分を受けることになるでしょう。 http://www.business-i.jp/news/kinyu-page/news/200807030069a.nwc 実際の違反内容を見ても債務超過、区分管理不徹底、証拠金を社長の友人に貸し付けなどあまりも酷い内容が並んでいます。 (風説の流布などと無茶なことを言っている人がいるようですからフジサンケイのニュースサイトだけでなくヒロセ通商については証券取引等監視委員会と金融庁の処分に関する記述も以下にリンクしておきます。私の書き込みを警察に通報するぐらいならフジサンケイグループ、証券取引等監視委員会、金融庁も全て風説の流布をやっているということになりますからこれらも告発して下さい。風説の流布を取り締まる証券取引等監視委員会や金融庁を風説の流布で告発しても警察が相手にしてくれる可能性は低いと思いますが。) http://www.fsa.go.jp/sesc/news/c_2008/2008/20080620.htm http://www.fsa.go.jp/news/19/syouken/20080627-1.html 話しを戻すと国内のFX業者は150社ぐらいあると聞いたことがありますから証券取引等監視委員会の検査が及んでいないFX業者も半分ぐらいあるということになります。だから悪いことは言いませんから手数料とかスプレッド最小だけで業者を選ばないことです。今すぐに口座を作るのはやめて証券取引等監視委員会の検査が全てのFX業者について完了するまで口座開設は待った方が良いかもしれません。信頼出来る業者を選びたいならある程度の手数料やスプレッドは払う覚悟をするべきです。悪名高い商品先物業者などの系列は絶対に避けて、証券会社や銀行、せいぜい短資会社の系列ぐらいから選ぶべきです。 それから貴方は為替の動向を予測出来る専門知識とか何らかの手法を知っているのですか？ 個人的な見解ですが為替の動向を読むのは専門家でも難しいとされており、素人がやれば丁か半かのサイコロバクチをやるのと同じ様なものです。 勝っている人がいるとしてもそれは偶然にじゃんけんで勝ち続けたのと同じ様なものです。為替の動向を本気で予測しようと思ったらかなりの専門知識が必要になるし、重要な発表が外国の中央銀行や政府からある時には夜中でもパソコンの前に張り付いて為替の急変に備える必要があります。 例えば米国ドルの通貨ペアに投資するならアメリカのFOMCの時などには日本時間の深夜2時頃に行われる発表の度にパソコンの前で待つことが必要になるかもしれません。 ギャンブルの興奮を味わう為にあるいは体験学習として10万円を失っても良いと考えているならFXをやるのは良いかもしれませんが投資としては貴方が相当の経済的な知識を持っていない限り成り立たないです。少なくとも専門書を何冊か読んで自分に勝ち目があるかどうか自己判断して下さい。但し本屋に並んでいる「誰でも、簡単に、大儲け」式の本はインチキ、デタラメ、悪徳業者の宣伝ぐらいしか書かれていないゴミですから読んでも価値はありません。「成功の秘訣」なんて聞いても情報商材などと称するインチキ商品の詐欺宣伝を書き込まれるぐらいがオチです。