こんばんは。 先日あなたの質問に答えさせて頂いた者です。微力な私でよろしかったら再びいくらかお手伝いできればと思います。 また、申し訳ないことに、今回もまた長文になるので、時間のある時にゆっくり読んでもらえたら幸いです。 ◆「○○はどう？」について…… お相手の言う「○○はどう？」の意味から考えますが、それは話題作りなどではなく、「どう？」そのものに大なり小なり関心があるのだと思います。 ならば、「どう？」の奥にある意味は…… ［１］ まずはあなたのおっしゃる、 ＞多分 彼は スタジオでなく 自分のレッスン、強いては 自分のことをどう思うか ＞遠まわしに聞いてきたのだと 思います。 これも可能性のひとつですので、有力候補のひとつに考えつつ、更に色々な可能性を考えて「○○はどう？」を分析してみましょう。 ［２］ ストレートにとらえるなら、「レッスン生から見て、自分達のスタジオのインストラクター・室内環境・価格設定等はいいかどうか」という、あなたの目線からのサービス面を確かめてみたい、経営に加わっている人としての関心。 あなたは他のスタジオの空気も知っていることもあり、今あなたが通っているお相手のスタジオしか知らないレッスン生の人達よりも、そのスタジオを客観的に評価できる。そういう人の意見を聞いてみたいという関心は、経営に加わる責任のある立場の人なら持っているものでしょう。 ［３］ お相手のいるスタジオに入って数ヶ月、あなたはそのスタジオでのレッスンやインストラクターの先生達にも慣れてきたことでしょう。その慣れてきた数ヶ月を踏まえて、［２］で挙げた「レッスン生から見て、自分達のスタジオのインストラクター・室内環境・価格設定等はいいかどうか」をお相手があなたに聞いてみたいという、ある種の追跡調査。 あなたがこの数ヶ月で好きなお相手の色々な面を見つけられたように、時間が経って初めて見えるその場所の良さや悪さは必ずあるもの。お相手は、あなたからそういうものを確かめて、「レッスン生が長くいてくれる環境を作れるようにしたいんだ」と考えているのかもしれない。 ［４］ スタジオに入った数ヶ月で、あなたは何かしら変わったのかも知れない。それはあなたのダンスの腕や、ダンスに何を求めるかといったメンタルでだったり、あなた自身の人間性だったり。そういうあなたの変化は何が起こしているのか、「○○はどう？」という質問から引き出そうとしているとも考えられる。 ［１］が「お相手自身についてどう思うかを引き出そうとしている」と言うのなら、こちらはその逆バージョンと言うべき。教える側が教わる側の状態をつかむことは、ダンスのレッスンだけでなく、何かを教える為に必要な基本です。 あなたはお相手の質問に答えてあげられず、後悔しているとおっしゃっいましたが、恐らくお相手は機会を見て再びあなたに同じ質問をしようとする。 質問をするお相手が何を思っていようと、その時にどう答えるか――その時までずっと考える必要はないから、自分なりに焦らず肩の力を抜いて、答え方を見つけてみて下さい。 とは言え、スタジオ同士で方針も理念も違うだろうから、もうひとつのスタジオとの比較は禁物です。 ◆あなたはどうすればいいか？ 今はまだ、お相手があなたにどんな印象でいるか、お相手の恋愛回りのこともわからないことだらけですが、それに関わらず、あなたはあなたでお相手との関係を少しずつ作ってみるのがいいでしょう。そのうちに、新しくわかるお相手のこともあるはずです。 自分の気持ちを立てながら、「あなたの感じるお相手の空気」が許す範囲で、あなたにできることを探してみて下さい。 もしも、お相手の恋愛関係に動きがあれば、いつも通りにいるか、または一気に勝負に出るか――その選択も重要になる。それまでは地道にやることです。 ただ、次に「○○はどう？」と質問されれば、あなた達にとって何らかのキーになり得る。お相手にあなたの印象を深めるにしても、あなたがお相手との関係を進めるにしてもです。無理矢理背伸びして答える必要は無く、あなたなりに考えて真面目に答えてみるといいでしょう。 その他としては、 ・オープンカーというアイテムで「危ない」ってことはないかと。いつものお相手を見てみて。それで危なければ……どうしましょう。 ・お相手はインストラクターであると同時に、ひとりの表現者としての目標もあるでしょう。恋心を含めてもいいから、素直に応援はしてあげて下さい。また、日頃教わっていることに「ありがとう」も忘れずに。 目茶苦茶長くなりましたが、あなたに何かの助けとなれれば幸いです。 最後に月並みですが、あなたがダンスと恋愛に自信を持って、どちらも成功できるようにお祈り申し上げて締めと致します。ご健闘を！！！