ライブを見る機会がありましたが僕も松岡が一番”おっ”っとなりましたね。 まぁそうる透門下で基本がありますし、役者とかの評価も一番高かったりと、その辺のセンスがあるんでしょうね。 長瀬はめっちゃギターオタクですからね、使用ギターが高級ギター博覧会みたいで楽しいです。 んで歌は思ってたより全然上手かった、ピッチはともかく多分地声がデカい（ピッチだリズムだよりも”声がデカい”というのは実は凄く重要）。 リーダーはやっぱりキャラと年長者の存在感を感じます、上手い下手を問う気が無くなります（笑）。 国分はまぁテレビの印象通りの小器用な感じというか、元々サポートメンバーも多いしキーボはサウンド的には目立たない、ピアノ曲とかの緊張した感じはそれはそれで好印象でした（笑） 正直山口のベースが・・・一番気になった・・・、まぁ大会場だと一番ミスが目立つ楽器ですし、ぶっちゃけイメージとして音楽に傾倒している感じもないですしね（苦笑）。 正直なところテクニック的に上手いとは感じませんでしたが、その辺は見ていて別に気になりませんでした。 ”豪華なショー”として素直に楽しめましたし、んでトータルなパフォーマーとしてみたら”化け物”というレベルな印象です。 ＞大学生or高校生レベル位 ＞大学時代バンドやってたのでそれなりに分かってる その位の経験者の人が勘違いしやすいハナシなんですけど・・・苦笑。 例えばストーンズとかキッスなんてバンドがいるじゃないですか？？。 ああいうバンドを見に行く時に「メチャメチャ上手い演奏」なんて期待しないわけです、それと一緒です。 ヴィジュアルも含めて「５人の超プロフェッショナルなエンターテイナー」がそこにいるわけですよ。 例えば演奏がメチャメチャ上手い無名のスタジオミュージシャン５人を連れて来て武道館でライブをさせても客は入らないし、渋谷でテキトーなイケメン５人を連れて来てバンドを組ませても戦略だなんだであの位置まではいかないと思います。 曲がりなりにも武道館を10年やっているバンドです、それを手が動くかレベルの話で語ってしょうがありません。 んで僕がさっき「化け物」と言ったのは・・・ 彼らは通しリハなんてほとんどやってないはずなんですよ、大体がＭＣで「はじめて５人で合せたのは初日の前日」とか、たしかオリンピック時期かなんかと重なっていて国分がその日の朝にカナダから帰ってきたとかそんな感じだったのよ。 普通の感覚では、その状態で武道館でまともなステージが出来ること自体が「奇跡」なんですよ。 それなのに彼らはリハをやりこんだかのようにサラッとこなすわけ、んで”魅せる”という意味では動きとか表情は完ぺき。 全員まともに寝てないはずなのに疲れなんて微塵も出さない。 しかも「3曲目の間奏でベースとギターがはけて衣装チェンジ」とか「ここでステージがせり上がる」「ブレイクで花火ドーン」みたいな演出上の約束事がみているだけでも20や30じゃない、裏方的なコトを含めたら2時間のライブで多分100じゃきかないような決めごとがある。 んでステージのせり上がりとか穴とかは一歩間違えば命にかかわるような危険がある。 それを微塵も何の苦もなくこなす。 演者視点でいったら、感覚的には数か月のリハを積んで、もう必死でやらなきゃならないような演出を当然のようにこなし、かつ”魅せる”パフォーマンスを完璧にやっているわけですよ。 楽器が上手いだ下手だなんてもう小さいコトです、演者として掛け値なしに尊敬に値する能力という感想。 さらに好感が持てたのは、そんだけ忙しかったら同期演奏とかオケの曲を増やせばいいのに、ダンス曲を除いてはほぼ全曲しっかり全員が”弾く”、しかも同期じゃなくて弦と管のサポートメンバーを入れてしっかりと生のサウンドにこだわってたということ。 本人達がバンド好きなんだな、ということが伝わってくるからステージの空気が良い。 まぁトキオに限らずジャニーズのライブは演出とかやる人がみんな褒めるのはそういうところだと思う。 イメージで物事を否定的にとらえるといいコトないと思います。