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むしろ決まった時間で顕著な症状を出す性感染症のほうが珍しいですね。多くは感染から何ヶ月も気付けないことも充分ありますし、それが年単位に及ぶものもあります。 性器クラミジアや淋病は感染から何ヶ月もまともに気付けないこともありますし、トリコモナスは感染していても全く気付けないことや検査でも見つけられないこともあります。 尖圭コンジローマは感染していても発症しないこともありますし、発症まで最大8ヶ月の潜伏期間を持つこともあります。そのまま1年以上発症しなければ恐らくウイルスは自然に駆除されていると判断されます。 ヘルペスも感染しても特に症状を出さないことも多く、何年も経ってから再発を起こすことで初めて気づくこともありますね。 肝炎も、感染していても自覚症状を出さないまま感染していることもあります。B型肝炎は感染しても多くの場合は自然に治まりますが、C型肝炎だと感染が起きれば慢性化する可能性が高いですね。 梅毒は比較的顕著に症状を出しますが、その症状が特に痛みや痒みのない病変部なので見逃されることもあります。そうして見過ごしていたり、症状が出ても梅毒と思わなかったりすれば何ヶ月も、場合によっては何年も気づかずいる可能性もありますね。梅毒の症状は放置しても勝手に消えてしまいますので。もちろん、症状が消えても潜伏しただけなので内部では進行しています。 自然治癒するという文字が目立つかもしれませんが、ヘルペスは一度感染するという留守は体に残るようになりますし、性器クラミジア、淋病、トリコモナスは適切に治療しない限りは自然に治ったりはしませんので注意しましょう。HIVがAIDS発症まで数年から10年など長くかかるというだけで、無症状の時間がそれなりに長い性感染症はむしろほとんどなくらいですね。
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