英国の物理学者ホーキング博士は死に絡めて「(人間の)脳について、部品が壊れた際に機能を止めるコンピューター で「死後の世界も天国もない」と言っていますが「精神」とか「情感」について私は疑問に思います。
英国の物理学者ホーキング博士は死に絡めて「(人間の)脳について、部品が壊れた際に機能を止めるコンピューター で「死後の世界も天国もない」と言っていますが「精神」とか「情感」について私は疑問に思います。 人間がそのような「機械的」な存在であるならば不可思議な「気の遠くなるような多くの細胞」を生み出したものは 何でしょうか? 自然の偶然が、複雑で多様性のある人類の誕生を生み出したのなら単に「脳」だけで成り立っているものでないような 気がします。 人間の死が「壊れて機能を止めるコンピユーターの部品」と言うにはあまりに救いようのない考え方だと思わざるをえません。 天国の有無はともかく、私は無神論者でありながら身近な人が亡くなったときは思わず手を合わせ冥福を祈ります。 博士の言うように死後の世界が、そのような無機質なものであったとしても、せめて生きている間は「死後の世界」は何らか の形であると信じて、人を愛し、笑い、泣き、生きたいと思いますが? それが「人間らしさ」ではないでしょうか?
「死後の世界も天国もない」というのなら「神」「人の生き死に」も全て無意味なものに なってしまいます。 私は神様の存在を信じられませんが、今回のような東日本大震災で何万の犠牲者 がでられた今、「神」と言う概念を「果てしなき自然の営み様」と置き換えて祈っています。
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